So-net無料ブログ作成
検索選択

今週の為替相場展望 [為替情報]

今週11月23日-27日週の為替相場は、短期調整的なドル安やポンド安と中長期スパンでの下値固め、根強いユーロの戻り売り、資源国通貨(豪ドル、NZドル、カナダ・ドルなど)の売られ過ぎ修正による自律反発の持続性を見極める展開となる。

ドル/円の週足テクニカルでは、26週移動平均線122.27円前後、6週線121.71円前後、一目均衡表の基準線120.97円前後などが下値サポートラインとして意識されるだろう。

各ラインなどを下値メドとした下値固めと、緩やかな下限切り上がりトレンドの定着が焦点となる。

雲の上限は来年2月にかけて、122.40円方向への右肩上がりを維持したままだ。

今週の注目は、まず週明けからの中国株など世界株の動向。

中国では、株価急落などで停止されていた新規株式公開(IPO)が再開される。

中国政府の新規5カ年計画では構造改革に向けて、「国有企業の民営化」が重要な政策課題となっている。

日本の郵政グループと同様、円滑な民営化のためにはIPOを順次成功させていく必要性があり、改めて国策的な株価の下支え策が注目されやすい。

米FRBによる12月利上げの織り込みなどもあり、中国株が安定策を保つとリスク回避の円高を抑制。

中国経済と相関性の高い資源国通貨の自律反発を支援する可能性がある。

今週は引き続き米国の経済指標が焦点となる。

前週後半には米FRBの12月利上げ織り込み進捗と、来年にかけての利上げペースが超緩慢になるという見方などから、ドルが調整下落に転じる場面があった。

その中で今週の米国指標は、強弱混在の「まだら模様」が想定される。

日々の指標で米国経済の強弱度合いを見定める一喜一憂が続き、中長期スパンでのドル高見通しは残りながらも、目先のドル/円はレンジ内で上下動という可能性がある。

しかも米国では26日に感謝祭の休場が控えている。

ポジション調整的なドルの戻り売り圧力や、米国の調整株安とリスク回避の円高には注意が必要だろう。

ポンドも同じように、調整ポンド安と来年にかけての利上げ観測による押し目買いとの綱引きが意識されやすい。

かたやユーロについては、ECBによる12月追加緩和に向けた下落圧力が根強い。

欧州でのテロ拡散懸念や、仏テロを受けた経済悪化リスクなどもあり、引き続きユーロの下値余地には注意を要する。

もっとも今週はフランスのオランド大統領が、米国のオバマ大統領、ロシアのプーチン大統領と相次いで会談を行う。

対テロ戦争に向けて、欧米露などの「大連合と協調」が進展すると、リスク選好の世界株高と円安が支援されやすい。

しかも欧州では、国防、治安維持、難民・失業対策などで財政出動の動きがある。

先行き「過度なECB金融緩和頼みの是正」や「危機バネによる財政出動と愛国消費」などが、欧州経済の回復とユーロの下げ止まりを支援する余地も残されている。


My アルバム

http://mydreamtoday225.blog.fc2.com/


経済指標・イベント解説(時間は全て日本時間。予定・未定を含む)

<23日・月>
17:30 独11月製造業/非製造業PMI[速報]
18:00 ユーロ圏11月製造業/非製造業/総合PMI[速報]
(中国減速一服や追加緩和期待などが支援材料。仏テロ影響が反映なら悪化も)
19:00 コンスタンシオECB副総裁、講演
(12月の追加緩和示唆ならユーロ安地合いが持続)
23:00 ユーロ圏財務相会合[ユーログループ、ブリュッセル]
(仏テロを受けた財政出動などを協議ならユーロ下支えも)
23:45 米11月製造業PMI[速報]
(年末商戦への期待感や資源下落、株価の下げ渋りなどがプラス要因)
24:00 米10月中古住宅販売件数
(先行指標である販売成約指数は伸び悩み)
[日本]勤労感謝の日
(日本市場休場の場合、ちょっとした悪材料の浮上でリスク回避の円高仕掛けが入りやすい)

<24日・火>
16:00 独7-9月期GDP統計[確報]
(7-9月まではギリシャ債務懸念の一服や量的緩和効果などで底堅さも)
18:00 独11月Ifo景気動向指数
(中国減速一服や追加緩和期待などが支援材料。仏テロ影響が反映なら悪化も)
18:30 南ア7-9月期GDP統計
21:00 トルコ中銀 政策金利発表
(新興国通貨の自律反発の持続性をにらむ)
22:30 米7-9月期GDP統計[改定値]
(在庫投資の下振れ抑制や住宅、消費の底堅さで上方修正も)
23:00 米9月S&Pケースシラー住宅価格指数
(緩やかな雇用の質改善や新世帯形成の増加、金利低下などが住宅をサポート)
24:00 米11月消費者信頼感指数
(年末商戦への期待感や雇用・賃金の改善、株安の抑制などがプラス材料)
27:00 米財務省2年債入札
(米12月利上げ観測の中で需要低調なら、金利上昇とドル高を支援)
オランド仏大統領が訪米、オバマ大統領と会談
(対テロ戦争で協調強化ならユーロ高やリスク選好の円安にも)

<25日・水>
07:20 パターソン・カナダ中銀副総裁、講演
(前週は物価指標が上昇。根強い原油安などによる減速懸念と過剰悲観の一服焦点)
10:00 白井日銀審議委員、松江市で講演
13:30 白井日銀審議委員、記者会見[松江市]
(前週は当面の緩和観測後退で円高場面も。追加緩和余地が示唆されると円安に)
22:30 米10月個人所得/個人支出
(10月の小売売上高は伸び悩んだが、自動車販売は2001年以来の高水準)
22:30 米10月耐久財受注
(資源関連の低迷は根深いが、航空機や自動車などは堅調)
22:30 米新規失業保険申請件数
(年末商戦向けの臨時雇用がプラス材料)
24:00 米10月新築住宅販売件数
(中古住宅販売の先行指標である販売成約指数は伸び悩み)
23:45 米11月非製造業/総合PMI[速報]
24:00 米11月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報]
(年末商戦への期待感や雇用・賃金の改善、株安の抑制などがプラス材料)
24:30 EIA週間石油在庫統計
(根強い在庫高止まりによる原油安警戒。在庫減少ならサプライズの原油高と資源国通貨高に)
27:00 米財務省5年、7年、利付き変動2年債入札

<26日・木>
06:45 NZ10月貿易収支
(食品価格の下げ止まりが輸出回復と収支改善をサポート)
21:00 独12月GFK消費者信頼感
(中国減速一服や追加緩和期待などが支援材料。仏テロ影響が反映なら悪化も)
オランド仏大統領、モスクワでプーチン露大統領と会談
(対テロ戦争で協調強化ならユーロ高やリスク選好の円安にも)
[米国]感謝祭で休場
(感謝祭休場の前には、上昇通貨の売り戻しと下落通貨の買い戻しといったポジション整理警戒)

<27日・金>
08:30 日10月全国消費者物価指数
(原油安一服などによる下げ止まり焦点。日銀緩和観測の後退は円安抑制)
10:30 中国10月工業利益
(追加緩和などを受けた減速ペースの鈍化焦点。リスク選好の円安や資源国通貨高を左右)
17:00 ノット・オランダ中銀総裁、講演[アムステルダム]
(12月の追加緩和示唆ならユーロ安地合いが持続)
18:30 英7-9月期GDP統計[改定値]
(7-9月の英国指標は底堅さ。来年の利上げ観測がポンドを下支え)
19:00 ユーロ圏11月消費者信頼感[確報]、鉱工業信頼感
(中国減速一服や追加緩和期待などが支援材料。仏テロ影響が反映なら悪化も)
22:30 加10月鉱工業製品価格
22:30 加10月原料価格指数
(前週はコア消費者物価指数が上昇し、カナダ・ドルが上昇する場面が見られた)
米感謝祭翌日の「ブラックフライデー」、株式市場と債券市場は短縮取引
(年末商戦の行方のバロメーター。底堅さを示すと、ドル高と日米株高によるリスク選好の円安に)


My アルバム

http://mydreamtoday225.blog.fc2.com/



nice!(51)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー

nice! 51

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL: